大人が見ても懐かしくなるような商品 |
2010/02/01 カテゴリー/木製おもちゃの種類
戦時中、ロシアに捕虜にとなっていたころ戦災孤児のために休み時間を利用して木のおもちゃを作ったそうですそれがベック社のはじまりです。
シンプルで品質に優れたそのおもちゃは次第に周囲に認められ、戦後の厳しい時代でしたが本国に帰ってからの1946年に小さな工場をたてるまでになりました。
この社の製品は、上から玉や人形・車が落ちてくるものが多いです。
こういうおもちゃっておもちゃ市場に今でこそあふれていますが、その原点になっているのはベック社なのです。
下へ落ちていく様子を目で追うものが多いです。
この動き・リズムや音も人気の理由ではないでしょうか。
子供たちが思いがけない動き・期待通りの結果が楽しいのです。
この会社の木のおもちゃは非常にシンプルです。
コロコロ人形は上から人形がロープを降りてきます。
カラカラ人形は上から人形がスロープを降りてきます。
ローラーカップは玉がカップを傾けながら落ちてきます。
クーゲルシーソーは玉が「ぎっこんばったん」とシーソーのように傾きながら落ちてきます。
大人が見ても懐かしくなるような商品ばかりです、素朴なのです。
本当に、創設のきっかけになった「捕虜時代に戦災孤児のために作った」っていうころの、シンプルで、でも飽きのこない作り。
木もおもちゃとしてかなりシンプルなものだと思います。ほとんど白木そのままに、作られたもの。
買った時はキレイな白い木ですが使い込むうちにだんだん味のある色に変わるのも実は楽しみなのです。
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