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2024/03/29  カテゴリー/

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舐めても安全な木のおもちゃ

2010/02/01  カテゴリー/基礎知識


赤ちゃんは、必ず…と言っていいほどに手にした物を口に持っていきます。

舐めても安全な木のおもちゃの塗料は大きく分けて2種類あります。
・自然オイル…木の実・植物から採取したもの。くるみ油、亜麻仁油、桐油、渋柿など
・自然ワックス…樹液から摂取したものや昆虫の分泌物、蜜蜂、カルナバ蝋など

自然塗料の特徴は、木の質感を邪魔せず、さらには紫外線・熱に強いことです。
そして何よりお口にいれても安全できて、塗料を塗られたおもちゃはまた地球を汚すことなく自然にかえすことができます。

石油系(ニスやラッカー)は製品の表面にツヤを出し、硬質の膜を作りますが、木は呼吸することができません。
また、紫外線に弱いために、長い試用期間の間にボロボロと塗料がはがれ落ちることがあります。
これはマニュキュアをした爪に例えればわかりやすいのではないでしょうか。
「マニキュアをしたら爪が呼吸できない」。
数日の間にマニュキュアが次々とはがれ落ちる。
除光液で落としたら爪がボロボロになっている…。

石油系が必ずしも危険というわけではありませんが、大切な子供にはできるだけ安心できる塗料を使用したおもちゃ、または無塗装の自然な木のおもちゃを与えたいと思います。

子供に絶対与えたくないものは、ヤニ止めや防虫・防腐のための化学薬品を木に塗ったものや、漂白剤を染み込ませて木を白く見せた物です。
この類のおもちゃは、直接匂いを嗅ぐと薬品の匂いがするのですぐわかります。

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木のおもちゃを選ぶときにチェックしたいところ

2010/02/01  カテゴリー/基礎知識

木のおもちゃを選ぶときにチェックしたいところは「その商品が安全であるか」。
子供は何でも口に入れたがりますので特に木のおもちゃの塗料などは注意したいところではないでしょうか。

【CEマーク】
EU諸国(※1)・ヨーロッパ共通で定められている「EN71」(安全規格)(※2)をクリアした物につけることができる安全基準マークです。
形状や大きさや塗料・強度等についての検査項目が設けてあるものです。

「EN71」の目的の要約
1、消費者に判断しがたい部分の危険を可能な限り減らすこと。
2、大人では注意できても、子供では気付かない危険の発生を減らすこと。

実はCEマークはおもちゃではなく、産業機械や電磁環境、家電製品、医療機器など様々な分野で適用が求められるものなのです。
ヨーロッパは欧州共同体という形で1951年以来、巨大な経済圏を目指し、規格統一も目指してきました。その過程で生まれた規格のひとつです。

このマークは第三者機関「公認適合証明機関等」が「該当するすべての条件をその製品が満たしている」と認証したことを表すマークで、世界で最も高い信頼度と言われています。

CEマーク認定にあたりチェックされる乳児玩具のメインとなるポイント

●形状:球体の直径、紐の長さと直径。
●強度:接着剤接続部分、牽引に対する紐の強度
●塗料:溶解度不燃性仕上げのラッカー成分等

 

※1 EU加盟国:ベルギー・ドイツ・デンマーク・スペイン・ギリシャ・スペイン・ポルトガル・オーストリア・フランス・フィンランド・アイルランド・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・スウェーデン・イギリス

※2 EN71:欧州玩具安全規格。使用目的や対象年齢などの様々な角度からおもちゃの安全性について具体的な検査自動を列記している。

子供と親にぴったりのおもちゃを選んできいきます

2010/02/01  カテゴリー/基礎知識


赤ちゃんはまだ自分ではおもちゃを選ぶことができません。
ではどのようにして選んだらいいのか、ポイントを紹介します。

第一に親・買う人がそれを欲しいと思うかどうかです。
手触りがいいとか、配色、それの動きなど、それについて子供と話しながら遊びます。

第二に、自動で動くものは場合によっては良いですが基本的には勝手に動かないものを選びます。
これは赤ちゃんが自分から「どうやって遊ぶものか」を学習するためです。
たとえば木のおもちゃの王道:積み木。
積み木をそのまま赤ちゃんの前に置いてもどのようにして使うかわからないはずです。
わからないので自然と積み木に興味を持ち、自分から手を伸ばしていきます。
その過程で、並べたり、色を楽しんだり、さらには積み上げたり、形を作ったりといろいろなことを発見していくのです。
重要なのは「答え」を用意するのではなく「問い」を用意することです。
子供は自分で動いて答えを見つけてくれるからです。
自分で見つけて納得していくというのが一番大切な経験です。

第三に遊び方が複数あること。もちろん自動で動くものは遊び方が限られてくると思います。
逆に動かないもの・たとえば木のおもちゃならどうでしょうか。
叩いて音を楽しんだり、形で遊んだり、工夫をすればいくらでも遊び方を増やせられます。
これはシンプルなつくりのおもちゃの方が、応用が利くように思います

 

このようにして子供と親にぴったりのおもちゃを選んできいきます。
末永く大切にできるおもちゃは子供にも親にも生涯の宝物になるでしょう。