木のおもちゃを選ぶときにチェックしたいところ |
2010/02/01 カテゴリー/基礎知識
木のおもちゃを選ぶときにチェックしたいところは「その商品が安全であるか」。
子供は何でも口に入れたがりますので特に木のおもちゃの塗料などは注意したいところではないでしょうか。
【CEマーク】
EU諸国(※1)・ヨーロッパ共通で定められている「EN71」(安全規格)(※2)をクリアした物につけることができる安全基準マークです。
形状や大きさや塗料・強度等についての検査項目が設けてあるものです。
「EN71」の目的の要約
1、消費者に判断しがたい部分の危険を可能な限り減らすこと。
2、大人では注意できても、子供では気付かない危険の発生を減らすこと。
実はCEマークはおもちゃではなく、産業機械や電磁環境、家電製品、医療機器など様々な分野で適用が求められるものなのです。
ヨーロッパは欧州共同体という形で1951年以来、巨大な経済圏を目指し、規格統一も目指してきました。その過程で生まれた規格のひとつです。
このマークは第三者機関「公認適合証明機関等」が「該当するすべての条件をその製品が満たしている」と認証したことを表すマークで、世界で最も高い信頼度と言われています。
CEマーク認定にあたりチェックされる乳児玩具のメインとなるポイント
●形状:球体の直径、紐の長さと直径。
●強度:接着剤接続部分、牽引に対する紐の強度
●塗料:溶解度不燃性仕上げのラッカー成分等
※1 EU加盟国:ベルギー・ドイツ・デンマーク・スペイン・ギリシャ・スペイン・ポルトガル・オーストリア・フランス・フィンランド・アイルランド・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・スウェーデン・イギリス
※2 EN71:欧州玩具安全規格。使用目的や対象年齢などの様々な角度からおもちゃの安全性について具体的な検査自動を列記している。